「時間と思考の容器」を満たしてもらう心地よさ ~ 「テレビを見ない子供」という選択

>子育て

テレビをほとんど見ることのない我が家。。

先輩からもらったテレビが嬉しくて、学生だった「なおくんパパ」が一日中テレビの前にいたのは十年以上前のこと。ブラウン管式の大型テレビを台車に乗せて、半日かけて下宿まで運んだのも懐かしい想い出。。

あれから数十年。
背景で流れる笑い声や、明らかに偏った意見。。うるさくてたまらない。
みんなの不安をあおり、興味を引くようなゴシップを流し、注意を引く効果音を流し、事実と誤解する偏った引用をして、いつも何かを批判しているテレビの番組。。

テレビを見ていると、目と、耳と、行動範囲が制限されてしまう。思考も止まる。
ただ、思考を止めたとき一時的な快楽に浸れることは理解しています。
入り込んで笑うことができればとっても心地いいんだよね。辛くて苦しいい時の支えにもなってくれる。

なおくんパパが子育てで心がけていること

そんな偏見から、子どもたちには自分の時間が減らし、思考を停滞させてしまうテレビ番組はほとんど見せていません。(というより、家にテレビがない)
その代わりに、子どもたちには、本を与えたり、家の中や外で自由に過ごさせたりするようにしています。。

  1. やってほしいことを、無理やりやらせようとしない。(どうせ反発する。3歳児だって、小学生だって、自分だって、猫だって。。)
  2. だから、自然に子どもたちが「〇〇しよう」と思える環境を作ってみる。
  3. 親が見本だと心して「親の行動や背中」を強いて見せる。(時に演じる)
  4. 子どもたちがやっていることには、口出ししない。(小さな行動にダメ出しをしない)
  5. 子どもたちと一緒に「大切だと思う原則」を作って、共有する。(細かい決まりは作らない)
  6. 怒るときは、いつも「大切だと思う原則」と関係づけて指摘するようにする。(親も冷静になれる)
  7. 子どもから親への指摘は自由。「大切だと思う原則」に反することを親がヤラカシタときはそれを認めて謝る。(親子関係では、望まずとも親は優位な立場にいることを忘れない)
  8. 子ども自身がやったことは、最後まで子ども自身で何とかしようとすることが基本だと伝える。(自分の言動に責任を持って途中で放り出さない)
  9. 子どもの感情は「親と同じ一人の人格から生まれた気持ちである」と捉えて対等に尊重する。感情を評価しない。
  10. でも、どうしようもない時は、最終手段としてダメなことはダメだと伝え、許さない勇気を持つ。(昔話「三枚のお札」のルール)

そんな子育てを目指して、低学年と幼稚園の子どもたちに、今のところテレビは必要ないと考えています。

そのうち子どもが欲しがるものを、親から与える必要はない

テレビに限らず、うるさくて、視覚を奪い、行動を制限し、没頭しやすい「快楽性・習慣性のあるもの」を、あえて親が与える必要はない
そういうものは、そのうち子どもが見つけてくはずだから。。

なおくんパパは、子どもたちの成長を見守りながら、
①ハマりすぎない方法、②ハマりそうになったことに気付ける力、②はまり込んだときに抜け出す方法、を伝えていきたいなぁと思っています。

「自分の気持ち大切にできる」
「自分の感情に向かい合うことができる」

「周りの人を尊重できる」
「今自分たちが過ごしている自然に感謝できる」

まずは「アリノママの自分」を感じられる人になってほしい。。
そんな希望を持ちながら。。

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今回もありがとうございました。
なおくんパパのLiveブログ♩♩