子どもたちに伝えたい、4つの大切なこと ~幸せな毎日を送るために

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幸せな毎日を送るための、4つの大切なこと

  1. 心の中で生まれた自分の気持ちを、ありのまま感じられるようになってほしい。
  2. 「嬉しい」「悲しい」に関わらず、自分の気持ちに向かい合える勇気を持ってほしい。
  3. 周りの皆と、考え方や意見が違ったとしても、それぞれを尊重できる広い心を持ってほしい。
  4. どんな状況に追い込まれても、人や自然に対して感謝できるようになれば、きっと幸せになれる。

「君たちに伝えたい」っていうだけじゃなくて、
「伝えようとしている私自身」も、心に留めておきたい言葉たちです。

以前の「なおくんパパ」は、
周りの期待に応え続け「家庭の危機」を迎えました

『この状況で、自分はどう行動すれば相手の期待に応えられるだろう?』
『自分のことを周りはどう思っているだろう?』

私は、小学生の頃から周りの顔色をうかがいながら生きてきました。
気持ちを抑える毎日を過ごしていると、自分の体があやつり人形になったように混乱しはじめます。
ありのままの自分が見えなくなって、「これは本当に自分の体なのだろうか」「いったい自分とは何なんだろう」ってね。

一度身に付いてしまった習慣は、自分の問題として認めて直そうとしない限り、簡単に変わることはありません。
自分の考えに強いこだわりがなければ「相手が期待する対応」をしてしまう。。
こうして私は、職場でも家庭でも相手の要求を精一杯受け入れるために、相手と自分の感情を共鳴させ続ける「いい人」であり続けました。

「いい人」でいようとすると疲れます。
職場でも家でも、周りの要求を受け入れ続け、次第に身動きが取れなくなり始めました。
深夜にタクシーで帰宅。子どもを保育園に送り、片道2時間の通勤をする毎日。
子どもが急に体調を崩せば、早退し休暇を取得。。

助けを求めないと大変なことになる」と分かっていても、
目の前の出来事に追われ、複雑に絡み合う問題と向かい合う余裕はなく、ただ時間だけが過ぎてゆく。
家で助けを求めても「自業自得」と聞き入れられない。。

周囲の助けが得られない求める方法も分からない
身体も心も追い詰められ、負のスパイラルが回り始めていました。
思い通りにならない。考えがまとまらない。息ができない。。

そして2017年。
我が家は一度目の「家庭の危機」を迎えることになりました。(詳細はまたの機会に…(-_-;))
大切だと思っていたものを、全て失うことを覚悟したあの日々。

仕事中も、家に帰っても、
私は、目の前の「ありのままの現実」と「ありのままの自分」に向かい合いながら、「生きる上で大切なことって、一体何だろう」と、ずっと考え続けていました。

「ありのままの自分」を感じたことはありますか?

毎日を何気なく過ごしていると、
「ありのままの自分」や「ありのままの自然」を感じる機会はほとんどありません。

私たちは「感じている」ことを見過ごし、「感じた」ことから生み出される「感情」に意識を向けがちです。
そして多くの場合、「嬉しい」「悲しい」「腹立たしい」「うっとしい」というような「感情」に従って「行動」しようとします。

さらに、「感情」を周りの人と比べ、「評価」をしようとします。(特に負の感情が生まれた場合、感情の振れ幅を戻す方法を探し始めます)
「あんまりいい点じゃない。でも、平均点より上だから、まぁよかった。」「ほんとにイヤな先生だなぁ。でも、〇〇さんが言われたことよりは、まだマシだな。」なんてね。

まずは「感じる」ことだけに集中。
そして「ありのままの自分」と向かい合う勇気を持つ

流れに任せて「周りとの関係性の中で自分自身を評価」(相対的評価)してしまうんじゃなくて、少し立ち止まって「ありのままの自分自身」をしっかり感じ、落ち着いて自分で判断しようとしてみる(絶対的評価)。
①心の中から湧き出た「自由な感情」を感じて、②受け止め、③自分で判断することができる。これはとても勇気がいることです。

でも、もしそんな勇気を持つことができたら、どうなるでしょう。
きっと「ありのままの自分」のことを「人とは違う、ひとつの存在」として受け止めることができるようになる。
そして、同じ気持ちを外に向けることで、自分と同じように他人を認め、存在を尊重できるようになるはずです。

気の合わない同級生っていますよね。
君たちが、その同級生のことを「考え方は全然違うけど、それはそれでいいんじゃない?」と自然に感じているところ想像してみてください。
イライラしたり文句を言いたくなったり、攻撃し合うことなく、お互いに平穏に過ごすことができそうですよね。

世の中には色々な人がいます。君たちと気の合う人も、そうでない人も。。

『他人をカエルコトハデキナイ。変えられるのは自分の考え方と行動だけ』
『まずは、ありのままの自分と向かい合える勇気を持とうとしてみてほしい』

そして、「ありのまま」を受け止められる幸せな人生を送ってほしい。

そんな想いから作ってみた「4つの大切な伝えたいこと」です。

他人がどうであるかに関わらず、
君たちがこれから生きる中で、今回伝えたことを心の隅において、困ったときに思い出してみてください。
私と同じ苦しさを味わうことがないよう願いながら。。

今回もありがとうございました。
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なお君パパのLiveブログ

(追伸)
こんな話をすると、君たちは疑問を持つかもしれませんね。
「自分や他人を認め、尊重できるようになったとしても、周りから文句を言われたり、攻撃されたりするかもしれない。自分だけ嫌な思いをするかもしれない。」
周りから嫌なことをされたり、毎日文句を言われたり、「○○さんはどうせ○○だから!」「ウザイ!」「消えろ!」なんて陰口を叩かれたり。。。苦しいよね。
① 嫌なことをしてくる相手との上手な接し方
② 相手がそんな接し方をしてくる理由
これは別の機会にお話ししようと思うので、安心してください。